【コラム】業界の明と暗

明:クルーズに光明、遊覧飛行にチャンス
暗:旅行会社の休業・廃業・倒産は1,000社規模?

  • 2020年10月17日(土)

 クルーズ専門の旅行会社社長から、日本船の運行・販売が再開され、年末年始に関しては発売から半日で売り切れたとお聞きし、嬉しい驚きを感じました。クルーズ船にてクラスターが発生し、クルーズ需要は当面、或いは永遠に戻らない(特に日本人は)とさえ思っていたのですが、安全対策に対する関係者の方々のたゆまぬ努力の甲斐も有り再開にこぎつけ、一定の集客も実現しているのは大変喜ばしい限りで、近いうちに誌面にて詳細を報じたいと思います。

 また、新たな取組である遊覧飛行に関しては、先行する航空会社の取組のみならず、事実上催行が難しい修学旅行の代替案としての「遊覧チャーター」を企画する旅行会社社長からその目的や意図をお聞きし、どんな状況にあっても「誰が」「何を」欲しているのかを見極め、リスクを取ってでも求められるものを提供する事の意義を改めて感じました。この件に関しては、実際に当社スタッフが10月末に体験フライトに搭乗させて頂きますので、詳細はその後お伝えいたします。

 今年1月から8月までにJATA及びANTAから約300社が退会しました。当社が実施したアンケートや聞取り調査の結果からも「10月末に判断」「年末までに海外旅行需要が回復しなければ休業」「手元資金は持っても来年3月迄」等々の声が多数聞こえて来ています。

 Go Toの効果で一部の会社は国内需要を取り戻しているのでしょうが、その恩恵を受けられていない会社や海外専門の会社の経営は日増しに厳しくなっており、このままでは来年3月までにコロナの影響によって1,000社規模の旅行会社が姿を消す可能性が有ると見ていますが、それさえ嵐の前の静けさに過ぎないと思われます。コロナによる実体経済への影響は現段階では「前触れ」程度のもので、2021年我々は戦後最大の不況に直面せざるを得ないでしょう。

 我々の誰も経験したことの無い状況に晒される以上、これまででは到底実現し得なかったような協業の積極的な模索、会社の枠に囚われない様々なリソースのシェアは生き残るためには必須なのでは無いでしょうか。

 先週のコラムにGo To事務局の事を書き、投稿含めこれまでで最も大きな反響を頂きました。公にした方が良いと思う事、共有した方が産業の為になる情報、それぞれの立場での意見等を皆さんどんどん投稿や編集部へのメール等でお寄せください。

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